2011年02月28日
古希祝いの新常識!?
【古希祝い】について、銀細工屋の店長がいろいろと書いてみました。
“古希”は70歳の長寿のお祝いで、杜甫の曲江詩「人生七十古来稀なり」に由来することは
広く知られています。
以前は“数え年”の70歳のお祝いでしたから、“満”69歳の誕生日に古希を祝うことが多かったようですが・・・
“数え年”ってなんですか?
これは、みんな揃ってお正月になるとひとつ年をとるという、古ーい昔の習慣のことなので
現在の我々にはさっぱり理解できません。
だって、12月に生まれた赤ちゃんは、生まれたときにすぐに1歳で
お正月には、数え年の2歳になるっていう恐ろしい状況なんです!
大晦日に生まれたら、その当日に数え年の1歳で、翌日には数え年で2歳ですよ!
こんな“数え年”なんてことではやってられん!
ということで・・・
今では“満70歳の誕生日”に「古希」を祝うことが一般的になりました。
きっかけは、2003年12月23日のニュースです。
この日、天皇陛下が「古希」を迎えられたことが報道されました。
天皇陛下は1933年のお生まれですから、丁度この日が満70歳の誕生日でした。
皇室のこの日のできごとを境に、「満70歳の誕生日」に「古希のお祝い」をすることが
一般的になったと思われます。
たぶん・・・、これが「古希祝い」の新常識!
【古希祝い銀貨キーホルダー】
【古希祝い銀貨ストラップ】
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Posted by ニバック at 09:05│Comments(0)
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